さる６月１３日と１４日の二日間、当寺御開山 無底良韶禅師のご遺徳を偲び開山忌法要が厳修されました。また併修にて、当山５７世守徳大謙大和尚（埼玉県・廣見寺）の「慈明忌」を厳修いたしました。
前日の１３日には、当山５７世逮夜導師を松森単頭が、御開山逮夜導師を春日後堂が勤めそれぞれ法要が執り行われました。
１４日は、はじめに焼香師に山形県善寳寺山主、水口道雄老師をお招きして「慈明忌」を厳修いたしました。
続いて、導師を盛田正孝山主が勤め、「当山開祖無底良韶禪師 正當献飯諷経」が奉修されました。
無底良韶禅師は、およそ６７０年前に、能登より此処 黒石の地に辿り着き正法寺を開かれました。当時より変わらぬ坐禅修行をする雲水たちも、曹洞宗の東北の始まりとされる正法寺に安居する有難さを、肌で感じる二日間となりました。
