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冬の特別公開 -涅槃図-
  • 2019.12.20
  • 行持案内

2020年1月20日より2020年3月31日まで、當山「釋迦涅槃図」の特別公開を実施致します。

涅槃図は縦411cm、横484cmの大作で、宝永5年(1708年)『正法寺什物牒』に「涅槃像 牧野筆 言察代 伊達肥前宗房公施主」とあり、本図はこれにあたるとされております。

伊達宗房公(1646〜1686年)は仙臺藩二代藩主 伊達忠宗公(1600〜1658年)の子で、万治3年(1660年)に黒川郡宮床(現 宮城県大和町宮床)に所領を拝領し幕末まで宮床を本拠とした為、宗房公の家系を宮床伊達家と称します。

以前は法堂東序室中に常時掛けられておりましたが、本図表面の損傷が進んでいる事から、近年は通常通り2月1〜15日の涅槃會の際にのみ開いております。

この冬、多くの方々に御縁を結んで頂きたいと思い、期間を延長し特別公開致します。

また2月1〜29日の期間に限り、當山山主老師御染筆の「釋迦如來(涅槃會)」の御朱印(300円)を授与致します。

 

御不明な点は、正法寺 総合受處(正法寺専門僧堂 知客寮)までお問合せ下さい。