令和5年1月6日、寒の入りから寒行托鉢が始まります。
2月3日の節分までの約一カ月間、水沢の街を托鉢しながら歩きます。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策として、マスクを着用し、距離を取りながら托鉢いたします。
准提光明陀羅尼を唱え歩く托鉢は、我々修行をするものだけでなく、
浄財を寄進される方、托鉢を見守る方、地域に住まれる方に功徳を巡らし、
世の中の安寧とコロナウイルスの早期収束を願うものです。
寒さの中でも、皆様のお声がけが修行僧の力となります。
皆様のご理解とご協力をいただきながら、約1ヶ月の修行に励みます。
Aコース(PDF)(銀座飯店様/奥州市水沢北栗林62-5)スタート&ゴール
Bコース(PDF)(町の駅/奥州市水沢西町1-1)スタート&ゴール
日程表(PDF)※悪天候により中止になる場合があります。
来る8月28日(日)に正法寺境内にて「野点と青空法話会」を開催します。
この日は、境内仏殿跡周辺にテーブルとイスを用意し、典座和尚オリジナルティーをご提供いたします。
ワンドリンク1000円(特製アイスティーとお菓子)
さらに、ご来場の皆様には、時折、正法寺役寮による青空法話をお楽しみいただきます。
夏の終わりに、そよ風に吹かれながら正法寺の薫風を味わいませんか。
開催要項
日時 令和4年8月28日
10:00~15:00
場所 正法寺境内 仏殿跡周辺特設会場
お問合せ 正法寺 総合受所
TEL 0197-26-4041
Mail contact@shoboji.net
7月19日、岩手県曹洞宗青年会主催の緑陰禅が法堂に於いて開催されました。
コロナウイルス感染拡大防止のために、青年僧侶のみでの坐禅がおこなわれ、
その後に盛田山主老師による講義がおこなわれ参加された僧侶の皆さんが熱心に耳を傾けました。
本来であれば一般の方を対象として、青年僧侶の皆さんが指導をされる「緑陰禅」ですが、
昨年に続き僧侶の研修としての開催となりました。
お釈迦様から受け継がれた坐禅を日本に伝えられた道元禅師。
「伝光録」を通して一佛両祖様のお話された盛田山主老師の講義には、
これからの宗門を担う青年僧侶への熱いメッセージが込められておりました。
さる6月13日と14日の二日間、当寺御開山 無底良韶禅師のご遺徳を偲び開山忌法要が厳修されました。
前日の13日には、導師を春日後堂老師がお勤めになり逮夜法要が執り行われ、
当日には、導師を盛田山主老師がお勤めになり、正当法要が奉修されました。
無底良韶禅師は、およそ670年前に、能登より此処 黒石の地に辿り着き正法寺を開かれました。
当時より変わらぬ坐禅修行をする雲水たちも、曹洞宗の東北の始まりとされる正法寺に安居する有難さを、
肌で感じる二日間となりました。
さる3月9日、盛田正孝山主が大本山總持寺副貫首に就任されました。
今後は、大本山總持寺貫首である石附周行大禅師猊下を支えられ、曹洞宗の更なる発展に務められます。
今後は、正法寺の伝統を守りながらも、太祖瑩山禅師より伝わる大本山總持寺の禅を教えを、
全国に、そして更には世界に伝えるられることでしょう。
新年あけましておめでとうございます。
年頭にあたり、皆様にとって素晴らしい年でありますようご祈念申し上げます。
正法寺が新たな年を迎えるにあたり、正伝の仏法を伝えられる場であるよう心新たにしてまいりたいと思います。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
大梅拈華山 圓通 正法寺
正法寺では、年末年始行事として除夜の鐘と新春大祈祷をおこないます。
除夜の鐘は、正法寺山主の第一声の後に、参列の皆様にも撞いていただけます。(先着順)
また、新春大祈祷にあたりお札のお申込みも承っております。
各行事の詳細と開催時間、お札のお申込みについては、
下記のPDFをご覧いただき、ダウンロードの上お申込みください。
ご不明な点は、正法寺総合受所へお問い合わせください。
正法寺総合受所
電話 0197-26-4041
FAX 0197-26-4107
メール contact@shoboji.net
正法寺では、12月1日より8日の未明まで、坐禅修行である臘八摂心を修行しております。
これはお釈迦様が、この期間に坐禅修行をされてお悟りを開かれたことから、
私たちもお釈迦さまの修行を体現するために、ただひたすらに坐ります。
この期間は、修行僧も役寮も坐禅修行をおこなるため、坐禅堂の見学を控えさせていただいております。
ご来山の皆様には、ご迷惑をおかけいたしますがご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
11月26日、正法寺では首座法戦式が執り行われました。
今冬制中は、岩手県花巻市常泉寺徒弟 伊藤賢丈兄が首座を務められ修行を牽引しております。
制中の一大行事である首座法戦式では、力いっぱい十問の問答を説破いたしました。
今制中のお題目は、従容録第十則「台山婆子」です。
真っすぐに向かうべきは、如来像のある台山ではなく、自分自身であるという山主老師の提唱どおり、
修行僧全員が自分自身に向かう法戦式でありました。
11月10日 二戸市立福岡中学校三年生の皆様が正法寺にて坐禅体験をされました。
修学旅行の締めくくりに正法寺を訪れ、静かな時間を過ごされました。
普段とは違う、何もしない時間。
生徒の皆さんは、しっかり自分と向き合ったようです。
コロナ禍となり岩手県内の小学校中学校では、県内修学旅行にシフトされるケースが多くありました。
坐禅は、厳しいイメージがありますが、ただただ自分と向き合うのが坐禅です。
青少年の成長において、心の成長は非常に大切な課題となっている今だからこそ、
何かと忙しい子供たちに、この貴重な時間を広く多く体験してもらいたいと思っております。
11月11日には、二戸市立二戸小学校6年生の皆さんが坐禅体験をされます。
本年の修学旅行は、これで終了となりますが、来年も沢山のご来山をお待ちいたしております。